からあげの賞味期限

あつくても、さめてもおいしいアイドルの話。

レインツリーの国と、ネムノキに降る雨

図書館戦争のドラマ版をようやく観た。映画の第一作目は映画館で観て、音のリアルさに震え上がったので、観に来たいけれど怖くて仕方ないというジレンマに悩まされている。

 

オカダが出ているから好き!なのではなく、もともと作品が好きで愛読していたので、オカダ君が堂上と決まった時は驚いた。ついでにV6の中でしばらくオカダにやたらめたらドキドキしてしまった。原作を好きな人にも実写が好きな人にも、漫画を愛読している人にも怒られそうだけれども、郁と私はとてもよく似ている、と言われ続けていたのだ。容姿、ではなくバカ正直なところが、であるが。当時大学生だった私は部活の先輩からしごかれることが多く、そのくせその先輩にとても懐いていたところも似ていたのかもしれない。ともあれ、そんなわけで図書館戦争は、というか堂上は「王子様」なのである。王子様を探すのを卒業しようと思っている話はこの次に書く予定である。

 

『レインツリーの国』を巡る話だったので、ドラマでは、図書館戦争とレインツリーの国の両方の宣伝を目的としているのかな、と思っていたら。タイトルが変わっている。それが『ネムノキに降る雨』である。

 

ようやく本題だ。作者はともかくも、タイトルが変わっているのはスポンサーの問題なのだろうか…。すこしねちっこく、その意味を考えていきたくてこの記事をアップしている。正解を知っている人がいればぜひ教えてほしい。

広川ゆう、はアナグラムかと思っていたのだが、もっと単純であることが書いてみるとわかる。

有  川 ひろ = ひろ 川 ゆう

ブロック毎に逆に並べてみると「有」を「ゆう」と読ませていることがわかる。

ここはすぐクリアである。

問題はタイトルだ。

「レインツリー」は「ネムノキ」である。ここは対応させていることがすぐわかる。

「国」と「降る雨」、それぞれそのあとに続く言葉が違うことに意味を求めたくなって仕方がなくなる。

レインツリーだから、その名残で雨を付けたのか、と一瞬思ったのだが、それだと安直すぎるだろう。

今のところ考えているのはネムノキの花が咲くころをイメージしているという案である。

梅雨のころに花が咲くらしい。多くの花が芽吹く4月になってもなかなか芽吹かないらしい。ゆっくり力を蓄えて花を咲かせる様子を毬江ちゃんになぞらえたのではないか…と今のところは考えている。

正解を知っていたり、他の有力説があればぜひお知らせを願いたい…!!とても気になる。

 

郁の両親との確執も、朝比奈の話も…なんだか盛りだくさんの内容になっていたにもかかわらずきれいにまとめてあって感動してしまった。両親との話に関しては、そんな単純に片付く確執ではない!!のではあるけれど、後味としてはとてもすっきりした解決をしていて、観ていて救われる内容になっていた。柴崎の葛藤が少しおざなりになっていて少し残念だったけれど…。

良化隊にもいい俳優さんがたくさん出ていてまさにスペシャルドラマ!!という感じで見ごたえたっぷりであった…戦うシーンも少なかったからまたリピートしようともくろんでいる。